7:33'04"
累積獲得高度:2,476m
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最初は谷川岳に行こうと思ったのだが、岩場が多いのでトレランの練習にはなりにくい上に、天気予報によると雷の可能性が少なからずあるとのことなので、敬遠した。
首都圏日帰り登山ガイドブックみたいな本で、同じエリアの、このコースを発見して、行くことにした。
平標山って、読み方は分からないし、聞いたことすらなかった。
たいらっぴょうやま。
さすがに、初めて見たら読めない地名だ。
前夜は車中泊
前夜遅くに、道の駅たくみの里までクルマで移動し、車中泊。幹線道路から1km近く奥まった、不思議なロケーションの道の駅で、照明も少なく、泊まっているクルマも少なく、静かな車中泊が出来た。
平標山登山口を出発
登山者向けの、市営の有料駐車場がある。朝早い時間帯は不在だが、帰る頃の時間帯に係員が現れて、退場する時に料金を徴収される仕組み。
平日ゆえに駐車場はそれほど混んではいないが、既に何台もクルマは止まっていた。
立派なトイレもあるし、水場もあるので、ここで車中泊することも問題なさそうだ。
平標山登山口のトイレ。
登山届のボックスがあるが、用紙が在庫切れだった。
松手山→平標山へ
このエリアは、前後に何組も登山者がいる。スタート地点の登山口駐車場が、既に標高1,000mなので、暑さはそれほど感じない。
クマザサをかき分けるトレイル。
四方を山並みが囲む。
苗場スキー場もすぐそこの眼下に見える。
新潟から関東地方への送電線網が山並みを横切っている。
すぐに森林限界を越えて、気持ち良い、いかにも高山の植生域に突入する。
見晴らしもいいし、クマの心配もないし、気分がいい。
平標山に到着。
ここまでは、登山客はたくさんいた。
平標山登山口→平標山
1:45'
(コースタイム:3:10')
平標山から、←→仙ノ倉山←→万太郎山までピストン
日帰り登山ガイドに書いてある定番コースは、仙ノ倉山ピストンだが、今回は軽荷のトレラン練習なので、その先の万太郎山の折返しとする。その先には、わずかコースタイム3:05'で谷川岳がある。
見晴らしがよく、気分のいい木道。
雪渓が残る。
しかし、豪雪地帯の割りには少ないかな。
秩父や奥多摩では味わえない、高地感。
これが日帰りで味わえるなんて素晴らしいな。
秩父、奥多摩よりも遠いので、交通費はかかるし、移動時間も長いけど。
このコース、これからちょくちょく通おうかと思う。
ニッコウキスゲ。
先日買ったばかりの新しいデジカメ、NIKON keymission80で撮ったのだが、このカメラ、マクロ撮影は一切できない。
仙ノ倉山から先は、急に登山者の数が少なくなる。
平標山登山口からの、一般的な日帰り圏内ではなくなる、ということだ。
平標山登山口から、谷川岳登山口までは、東西方向の縦走ルートとなっている。
手ン泊装備で縦走する人とも、数名すれ違った。
公共交通によるアプローチがかなり不便なようだけど、いつか僕も縦走してみよう。
日帰りで充分、縦走できる。
平標山~谷川岳の間は、幕営禁止になっている。
上の写真のような避難小屋が2箇所あった。
平標山→仙ノ倉山
0:26'
(コースタイム:0:50')
仙ノ倉山→万太郎山
1:51'
(コースタイム:2:55')
万太郎山で折り返し
万太郎山の頂。
東側の谷川岳方面を望んでも、よく見えない。
コンビニで買ってきたおにぎりを補給。
ピストン帰路は、万太郎山→仙ノ倉山→平標山→平標山の家→平元新道→平標登山口
雪渓は見ているだけで気持ちが涼しくな・・・りはしないけど。
この日、関東地方はかなり暑かったようだが、山の上は、まあ暑くはないかな、程度だった。
強い風が吹けば、夏でも寒いだろうな。
稜線上のコースは剥き出しなので、風に弱いだろう。
ところどころ、「東芝ランプ」と書いた道標(?)が立っている。
何だかよくわからないし、もちろんこれは、ランプではない。
ぐぐってみたら、東芝の関連会社の社員が遭難したので、会社が道標を寄附したとかなんとかいう情報がヒットしたけど、ほんまかいな?
この表現じゃ、意味分からんよ。
平標山までは、往路と同じ道をピストン。
平標山からは、平標山の家を目指す。
クマザサの中の木の階段を駆け下りた先に、山小屋が見える。
小屋からは平元新道。
下山すると、半ばより林道になり、静かな別荘地を抜けて、駐車場へ戻る。
万太郎山→仙ノ倉山
2:00'
(コースタイム:3:00')
仙ノ倉山→平標山
0:27'
(コースタイム:0:45')
平標山→平標山の家
0:16'
(コースタイム:0:30')
平標山の家→(平元新道)→平標山登山口
0:45'
(コースタイム:1:40')
気分いいトレラン練習だった。
登山口駐車場でお金を払って出る時に、割引券をもらったので、宿場の湯に入る。
ここは、残念ながら露天風呂はなかった。