2018年9月20日木曜日

2018/9/20 スイム 1.7km

レース直前なので走りたいところだったが、雨なので諦める。

プールへ。

ダラダラ泳ぎ 1,500
スカーリング、蹴伸び 各100

2018/9/19 ジョグ 16km

16.1km
1:53'34"

荒川を越えて、高島平周回コース。

2018年9月19日水曜日

2018/9/18 ジョグ 9km

8.6km
58'34"

上州武尊山に向けて、練習不足は否めない。
若干不安がある。

2018年9月18日火曜日

2018/9/17 ジョグ 9km

9.1km
1:02'16"

三連休は、一日は山練に行きたいところだったけど、仕事が忙しく、行けず。
連休2日目に至っては、一歩も家を出なかった。

最終日は、夜遅くに軽くジョグ。

2018年9月16日日曜日

2018/9/15 ジョグ 18km

18.1km
2:00'27"

難関の上州武尊山スカイビュートレイルの一週間前なのに、ちょい仕事が忙しく、練習不足で、不安が募っている。

長めに走ろうと、浦和方面へぐるっと。
意外にも脚は軽い。すいすい走れる感じ。
ちょっと安心した。

2018年9月15日土曜日

2018/9/14 スイム 2.0km

雨が降ってくるという予報だったので、ジムへ。

だらだらフリー泳 2,000m



シャワールームで、地元の先輩のTさんにお会いした。
以前より、ルネサンス北戸田でご一緒していたのだが、奇しくも、Tさんも僕もほぼ同時期にユアー戸田に移籍したようだ。

2018/9/12 ジョグ 10km

10.0km
1:07'26"

長めに走りたいところだったのだが、どうもだるい。
気分が乗らない。

昼食抜き、かつ、夕食が少なかったのだが、シャリバテだろうか。
武蔵浦和駅前をぐるっと周回して、短めで帰ってきた。

2018/9/11 ジョグ 9km

8.6km
55'17"

日付が変わってから、夜遅くにジョギング。

上州武尊山の直前なので、追い込みたいところなのだが、ちょうど仕事の山の時期でもあり、ストレスが溜まりそうだ。

2018/9/9 バイク 24km + ジョグ 10km

バイク

ふと思い立って、夕方に彩湖一周。
日没直前だったので、距離は短め。

23.9km
1:01'21"

それにしても、日が短くなった。


ラン

10.0km
1:03'58"

夜走った。

2018/9/8 ジョグ 10km

9.7km
1:03'07"

夜ジョギング。
昼間はふつうに晴れていたのに、タイミングの悪いことに、走り始めるやいなやポツポツ雨が降り出して、一時は本降りになった。

武蔵浦和駅ぐるっと周回コース。

2018/9/7 ジョグ 8km

8.6km
58'22"

ちょっと右足がおかしい感じ。

国道17号のドンキ斜め向かいのNAPSがいつの間にか撤退していた。
調べたら、6月末で閉店していたらしいけど、まったく気が付かなかった。

2018/9/4 スイム 1.6km

1.6km
台風が近づいているため、空いていた。

2018/9/1 京都一周トレイル グランドトラバース65

初めての、京都のトレイル

山に囲まれた盆地である、京都のトレイルには興味があった。
土地勘のない里山のコースは、地図に載っていない道が現れたり、分岐の表示がわかりにくかったりすることが多いので、一人で走るのはしんどい。
手頃なトレランレースがあれば出たいものだ、と考えていた。

アクトレップ(株) 第2回 京都一周トレイル グランドトラバース65 2018

65kmで、嵐山をスタートして、時計回りに京都の外輪トレイルを回り、比叡山を抜けて山科に降りてくる、という、手頃なコース。
まさに、ちょうど求めていたレースだった。

地元団体やNPOが町おこしを目的に開催しているレースではなく、民間企業が主催している。

また、知らなかったのだが、「京都一周トレイル」というコースが整備されていて、道標類もしっかり設置されているようだ。「関東ふれあいの道」のようなものだ。

webサイトがあまりに貧弱なため、少人数で手作りの草レースを想像していたのだが、意外としっかりした、ちゃんとしたレースだった。


前日に京都入り

夜行深夜バスにて、前日早朝に京都に着。
一日、のんびりと京都観光をする。
朝方、雨が降り、伏見稲荷の千本鳥居の中腹では一時雨に閉じ込められたものの、それ以降は日差しも強くて汗だくになるほどの天気だった。


雨の嵐山をスタート

当日の朝は雨。
ほぼ終日雨の天気予報で、もうここまで雨一色の天気予報だと、かえって諦めもつくというものだ。

嵐山の会場へ。
かつてトライアスロンチームのスイム練習会で一緒だったTさんに久しぶりにお会いする。3年前の宮古島以来だ。
元々関西の方なのだが、転勤で兵庫に戻っていたのだ。


DSCN0719
軽く近況報告を交わしたのみで、じっくりと旧交を温める間もなく、すぐにスタート。
それほど大人数のレースではないが、すぐに観光客が多い街中を通過するため、3段階のウェーブスタートだ。

スタート時点では、それまで降っていた雨はやんだ。
その後、再びポツポツ降り出して、しとしと篠突く雨が午後遅くまで降り続いた。
気温が高いため、カッパを着込む選手はほとんどいなかったようだ。


スタート。幸い、雨のために観光客、ハイカーは少なかった

DSCN0721
スタートしてしばらくは、観光地の中を通り抜けていくのだが、
早朝かつ雨天のためか、観光客の姿は少ない。

フィニッシュ地点まで、「京都一周トレイル」は、インバウンドも含めた観光客ハイカーが多いそうなのだが、この日はほぼ皆無だった。
むしろ雨でかえって良かったのかもしれない。


DSCN0722
すぐに川沿いの遊歩道へ。


DSCN0723
ところどころ滑りそうでヒヤッとするところもある。


地図から想像する以上にアップダウンあり、意外とキツい

DSCN0728
コース地図を見て、たいしたアップダウンはなく、なだらかな里山だと想像していたのだが、さにあらず。

本格的なトレイルだった。

里山なので、そこかしこで集落を通り抜けて、コンビニで買い食いしたりすることもできるだろう、と想像していたのだが、これも当てが外れた。
コース上にコンビニはない。
2つ、3つ集落を抜けていくが、かろうじて自販機がある程度。
鞍馬と貴船では土産物屋はあったが、コンビニはなし。


コース案内は分かりやすく、迷う心配はなし

DSCN0729
コース案内表示は、この写真のようにしっかりと設置されていた、迷いやすい場所はほとんどない。

そもそも、参加者数がそこそこ多いため、前後に他の選手が誰もいない、といった状況はほとんどなかった。


DSCN0731
杉林の中を走る。

アップダウンは意外とある、と前に書いたが、斜度はそれほどなく、ほぼガシガシと走れる。基本的には、里山といった感じの山々なので、岩場もなければ鎖場もない。


エイドは貧弱

DSCN0734
鞍馬寺。

この前にエイドがあった。

飲み物は、水、スポドリ、麦茶がある。

エイド食はどこも貧弱で、たいしたものはない。
これは事前情報通りだったので、おにぎりを3つとジェルを持っていった。


登りもがっつり走る
DSCN0737
上州武尊山の前の調整のつもりなので、普段のレースならば大事を取って歩くような緩やかな登りも、後に蓄積していくダメージを気にせずにガシガシ走った。


DSCN0738
杉林が多い。


比叡山を通り抜ける

ちょっと楽しみにしていたのが、後半の比叡山。
DSCN0742
比叡山のお堂。

比叡山の中を抜けていくわけだが、メインルートではないようだった。
観光客も少ないし、どの建物が何なのか、よく分からない。


DSCN0743
灯籠の回廊。


DSCN0745
コースをちょっと外れて、白洲の庭園を鑑賞する。


午後遅くなってくると、雨が上がった

DSCN0749
比叡山からは、京都市内が一望できる。

いいねえ。
意外と距離があるはずなのだが、救急車のサイレンが鮮明に聞こえたりして、不思議な心持ちがする。


そこそこ好タイムで日没前にフィニッシュ

大文字焼きの現場を抜けて、山科の毘沙門堂にフィニッシュ。
レギュレーション上、ライト所持必須なのだが、ライトを使わずに済むくらいの、自分としては予想外の好タイムでフィニッシュすることができた。

51.7km
9:45'44"
獲得高度 3,300m

https://go-wellness.epson.com/neo-run/user/view/shareWorkout.html?shareId=309081024265985200000000000

距離は公式には65kmのはずなのに、GPSウォッチによると、51.7kmとなっている。かなり差がある。
フィニッシュ後は、前後の選手たちと和やかに記念撮影をするなど。
Tさんとその仲間をお待ちして打上げに合流するつもりだったのだが、間もなく日没となり、蚊がひどかったので、山科駅前に一人移動して、居酒屋で時間をつぶした。結局、連絡がうまくいかず、そのまま宿へ。


すごくいい雰囲気で、楽しいコース、楽しいレースだった。
この運営会社、アクトレップは、関西中心に幾つもレース運営をやっているようなので、他にもいろいろ出てみようと思う。

2018/8/30 ジョグ 14km

14.0km
1:30'33"

夕方、仕事がはねてから彩湖一周。

夜、大宮駅から深夜高速バスに乗り、京都遠征へ出発。

2018/8/28 スイム 1.9km

1,900m
だらだらフリー泳

1ヶ月以上ぶりのスイム。

ルネサンス北戸田から移ってきて入会したユアー戸田に対して多々不満があるのと、今シーズンはトライアスロンに一つも出られなさそうな状況でスイムへのモチベーションが下がっていることもあり、間が空いてしまった。


久しぶりなので、なかなか手をかいても進まない感じ。
腕も筋肉も疲れる。
翌日には、筋肉痛まで現れるほどだった。

2018//8/26 ジョグ 15km

14.8km
1:34'00"

彩湖一周コース。
帰ってきてから、お通夜へ。

2018/8/24 ジョグ 4km

夜遅く、蕨駅前ピストンコース。
夜中にジョギングに行く以外は、終日、自宅作業だった。

2018年9月14日金曜日

2018/8/23 武甲山トレラン練 23km

23.2km
5:29'09"
獲得高度 1,640m

さすがに車中泊できる季節ではないので、朝イチで起きて、秩父へ。
武甲温泉にクルマを置いて、走り始める。


DSCN0652
生川一の鳥居登山口まで、怠けずに走り続ける。
苦手な「登り」のトレーニングだ。


DSCN0660
生川一の鳥居登山口駐車場にて、新しい熊への注意喚起の看板。
まあ、出るだろうねえ。


DSCN0666
表参道ルートを登る。

勝手知ったるコースだ。
平日だが、そこそこハイカーは多かった。


DSCN0672
熊怖い。


DSCN0676
武甲山の頂へ。

この日は、泊りがけの出張が、関西方面の悪天候のために中止になったのだった。
秩父の空もどんよりとした雲が立ち込めている。


DSCN0687
あまりがっつりと距離を走る気にはなれなかったので、早めに帰ることとする。

気分が乗らないときは無理しない、というのがマイルールだ。

浦山口ルートを下山する。


DSCN0698
浦山口に降り、大渕寺の自販機前で休憩してから、再び里山に入る。


DSCN0702
靖国観音。

前回来たのは何年前だろうか?
3,4年前かな、その時は、足組を組んで修復作業中だった。
よくもこんな山の中に作ったものだ。


DSCN0704
岩井堂。

清水寺のような建物。
眺望はさっぱり効かないが、入場料をとってもいいくらいの立派な建物だ。

これもまた、よくもこんな山の自然地形の中に、こんな立派なものを作ったな、と感心する。
つくづく、秩父は豊かな土地なのだなと思う。


横瀬の集落経由で、武甲の湯へ。

2018年9月11日火曜日

2018/8/22 ジョグ 20km

29.6km
2:17'39"

夕方、彩湖1周から荒川CRを下流へ。

2018/8/20 ジョグ 15km

14.6km
1:40'00"

大塚で会食。
その後、帰宅ラン。
明治通りから国道17号へ。

2018/8/16 ジョグ 9km

8.9km
1:05'52"

西川口駅前ぐるっとコース。

2018/8/15 ジョグ 5km

5.6km
41'32"

山から降りてきて、自宅周辺のラン。

2018/8/10-14 北アルプス縦走(上高地~槍ヶ岳~双六岳~黒部五郎岳~折立)

2年ぶりに、北アルプスにテン泊縦走へ。

槍ヶ岳まで(3日目の朝)までは、大学時代のチャリ部の同期であるS君と同行し、それ以降はソロ。


1日目 上高地→横尾

S君のクルマで沢渡駐車場へ。10:30到着。

シャトルバスで上高地。
目の前で出発するバスを1本逃してしまったが、この時季は頻繁に出発していた。

DSCN0573
上高地でバスを降りたところ。

S君は、新品のザック、新品のテント。


DSCN0578
まだまだ余裕。

徳沢までは、ジーンズに街履きスニーカーといった格好の日帰りハイカーも多い。

天気良く、日差しは暖か。
早朝に家を出てきたために眠気を催し、歩きながらうつらうつらしてしまう。
徳沢の気持ちいい芝生のキャンプ場で、木陰を探してゴロンと横になり、しばし昼寝をしてしまった。
S君は小屋で買ったビールを飲んで待ってくれていた。申し訳ないことしたな。


横尾に15:00到着。

初日は横尾までで終了。
物足りないが、もう一つ先のテン場までは距離があり過ぎる。
初日なので、足慣らしといったところだ。

酒を飲んでまったりする。

DSCN0580
ゆっくりメシを食い、だらだら話してたら、大粒の雨!

解散して、各自のテントへ。


2日目 横尾→殺生ヒュッテ→槍ヶ岳小屋、槍ヶ岳山頂アタック

04:30起床。
まだテントの中は暗い。

睡眠不足気味だったせいもあり、雨のテン泊にしてはよく寝た。
夜は暖かく、上は半袖Tシャツのみ。ダウンシュラフは、夜半に足を突っ込んでお腹まで引き上げれば十分な程度だった。

横尾は、まだ山の入口とでも言うような場所で、ここでのんびり朝の時間を過ごすのはもったいない、さっさと山に出かけよう!と考える人が多いのだろう、テントを撤収する音が喧しい。

DSCN0581
朝ごはん。

S君が座っている辺りは、中高年ハイカー4人組集団がテントを張っていたのだが、かなり早い時刻に出発していった。

07:00、僕らも横尾を出発。
このテン場ではかなり遅い方だ。
テントは夜露だけではなく、雨で濡れていた。


DSCN0582
横尾からシングルトラックになる。

ハイシーズンなので、ハイカーだらけ。


DSCN0586
写真を撮るS君。


DSCN0592
S君の後ろ姿。

S君とは大学入学以来だから、26年間の付き合いだ。
アニメ一休さんの歌を歌ったり、バカ話をしたりしながら進む。


DSCN0603
雲の量は多い。


DSCN0605
S君の水が足りず、水を買おう、と、ちょっと回り道だが殺生ヒュッテに寄った。

雲量は多いが、一瞬晴れた間に、槍ヶ岳をパチリ。


DSCN0610
槍ヶ岳小屋に到着。

ここはテン場が狭いので、さっさと手続きを済ませて、テントサイトを確保した。
稜線上のテントサイトは風が強い。
飛ばされないように、ペグをしっかりと打つ。
濡れていたテントも、すっかり乾いた。


DSCN0611
落ち着いたら、槍ヶ岳の山頂アタックにでかけよう。
残念ながら、ガスってるけど。


DSCN0613
槍ヶ岳小屋から山頂までは、「すぐそこ」といった距離だが、ハイシーズンは大渋滞している。
往路と復路が別々に設定されているのだが、基本的に、鎖場メインなので、ちょっとでも慣れていない人がいると、ボトルネックとなって詰まってしまう。

人が多いゆえに落石も怖い。
岩場、鎖場は、なんてこと無いルートなのだが、人が多いことが怖い。
人気の山なので、練度が低いハイカーも多いし。

実は、今回の山行前にモンベルのヘルメットを買っていたのだが、ザックに入り切らないという理由で持ってこなかったのだった。
よく考えてみたら、ヘルメットはザックの中に入れる必要はなく、あご紐でリュックの外側にくくりつけておけばいいんだけど。

尚、槍ヶ岳小屋で有償レンタルサービスもやっているようだ。


DSCN0620
槍ヶ岳山頂へ。

一瞬晴れた合間に、北鎌尾根が目の前に開け、果敢にアタックしているグループが見えた。
山地図では、点線になっているルートだ。


DSCN0624
小屋へ下山。
あ、晴れた。

ビールを飲んでまったりする。


DSCN0625
メシの時間。


3日目 S君と別れソロに。槍ヶ岳小屋→双六岳→黒部五郎小屋

稜線上の吹きさらしのテン場ゆえ、一晩中、風が強くてたまらない。
バタバタとテント全体が揺れ、よく眠れない。
いろいろな変な夢を見る。

05:00起床。
目覚めるが、スッキリしない。

風は朝には収まると期待していたが、弱まりもしない。


DSCN0630
テントの中から湯を沸かして、朝ご飯。


DSCN0631
テントを撤収するS君。

奇しくも、僕もS君も、同じくモンベルのバーサライトだ。
僕のは2013年に買ったものだが、S君のは2018年モデルだ。
5年の違いは歴然としており、かなり使いやすく細かいところが改良されている。しかし、素材の違いは分からないな。

最近、モンベルというのは本当にすごいメーカだな、と実感する。
デザインや色合いはダサいのだが、愚直にカイゼンを施していく企業姿勢や、ユーザへの丁寧なアフターフォローは、それらを補って余りある。


DSCN0635
さて、テン場を撤収し、交通費を精算し、握手してS君と別れた。

彼は、上高地に降り、沢渡駐車場でクルマに乗って長野の実家に帰る。
僕は、一人、先へ進む。


DSCN0640
この時点では、かなり雲の量は多いものの、まだ晴れ間ものぞいていた。


DSCN0642
双六小屋が見えてきた。

なだらかな谷間に位置する大きな山小屋だ。
テン場も広々していて、気持ちよさそうだ。

水場の水はフリーだったが、休みもせずに通過。


DSCN0643
双六岳の山頂ルートか、巻道かの分岐。

山頂へ。

この辺りで、悲劇が襲う。

手持ちの唯一の(スマホを除く)カメラであった、NIKON keymission80が、電源を入れてシャッターを押した瞬間、シャットダウンする。それ以降、この山行を通じて二度と電源が起ち上がらなくなってしまった。

これはヒドい。
かなり凹む。


DSC_0285
(これ以降の写真は、全てスマホで撮ったもの)


双六岳の山頂。

せっかくの山頂だけど、ガスってて何も見えない。


DSC_0286
雪渓が見える。

晴れてれば気持ちいい稜線なんだろうけど、天気が悪いとすべてが台無しだね。


DSC_0294
黒部五郎小屋が見えてきた。

そして、小屋に13:00到着。

まだ全然早い時間だけど、この先、次の小屋まではかなり距離があり、ちょっときつい。
ここでこの日の行程は終了することにする。


DSC_0296
小屋は、水が無料だ。

しかし、テン場は、小屋からちょっと離れている上に、ごつごつした岩場をクリアして行かないとならない。

まだ13時だけど微妙な斜めっているテン場は結構埋まっていて、それなりの場所を確保してホッとしたのもつかの間、後から後からハイカーがやってきてどんどんテン場は埋まっていった。

テントを張っているときから、雨が降ったりやんだり。
しかも、大粒の雨。

小さな虫(ヌカカ?)も多くて、かなり刺された。

ここのテン場は、ケータイの電波が通じない。


4日目 黒部五郎小屋→黒部五郎岳→薬師峠キャンプ場

夜中、何度か雨。
風は、幸いなことにあまりなし。

毎晩、雨続きで嫌になる。
ここまでは、行動中に降られないのは幸いだったが、4日目は終日、雨だった。

立山まで行くつもりだったのだが、もう嫌になった、このまま下山しようかな、という気になる。


3時には、周りの殆どのテントがガサガサ音を立てて出発の準備を始める。
このエリアは、どこの登山口からも2日間くらいかかる山深いところなので、ガチ登山者しかいないんだろう。雨なのに。

何とか4時前に起床。
この時点では、雨は降ったり止んだり。
そして、テントを畳もうというまさにそのタイミングで、再びの雨。


DSC_0298
テントを撤収して、小屋へ。

TJARの選手が2人いた!
トップグループだ。

あー、まだ服乾いてないや!とか言いつつ、テンションが高い。
元気いっぱいという感じで、静かに感動して、お断りした上で写真を撮らせてもらう。

TJARはホントにすごいレースだ。
予選をクリアしてこのレースに参加しているだけでもすごいし、雲の上の人たちという気がする。
僕なんかにとっては、憧れることすら許されない領域だと思う。


DSC_0299
黒部五郎小屋から、黒部五郎岳のピークを目指す。

この時点では、かろうじて晴れ間ものぞいていたのだが。
すぐに雨が降り出して、終日、しとしと雨。


DSC_0302
TJARの選手と頻繁にすれ違う。
すごい。

「頑張ってください!写真撮らせてください!」
と言って、写真をパチリ。
この方の写真、Facebookにアップしたら、たまたたま、前回のOMMでご一緒したHさんの中学時代の部活仲間とのこと。


DSC_0303
気持ちいい稜線のはずなのだが、ガスっていて、しとしと雨だし、さっぱり楽しくない。


DSC_0304
ハイシーズンゆえに、行き交う人は多いのが、幸いかな。

TJARの選手とたびたびすれ違い、元気と勇気をもらうが、ほんの数十秒しか長続きしない。
やはり、僕とは世界が違い過ぎる、と思う。


DSC_0306
太郎平小屋が見えてきた。

朝の時点では、スゴ乗越小屋まで行くつもりだったのだが、雨ゆえにペースは上がらないし、17時くらいになってしまう。
日没前だが、ハイシーズンなので、テン場の場所が確保出来ないかもしれない。

そもそも、既に心折れていて、立山まで行く気力もない。

靴は、防水スプレーを吹きまくってきたおかげか、中はドライだが、そろそろ廃棄しようと思っていた使い古しのモンベル バーサライトは、中までびっしょりだ。
テンション下がる。

このまま折立に下山するか、先へ進むか?
折立に降りるとしても、最終バスには間に合わないので、登山口の無料キャンプ場に一泊することになるだろう。

迷ったが、進むことに。

太郎平小屋のちょっと先にある、薬師峠キャンプ場に12:00到着、雨の中、テントを張った。

すっかりテンションだだ下がり、立山まで縦走するつもりだったし、休みはあと2日間あり時間的余裕もあるのだが、すっかり気持ちが萎えてしまった。
明日は折立に下山しようと決意する。
天気予報によると久しぶりにぱっと晴れるようだが、もう一度落ちてしまったテンションはなかなか上がらない。
たとえ晴れようとも降りようと考える。


DSC_0307
時間だけはたっぷりある。
余った食材を整理する、という名目で、豪遊する。
酒を飲みながらスモークサーモンをぺろり。


DSC_0308
広々しているが、大きな石だらけでゴツゴツしていて、傾斜地にあるテン場。
この後、続々とハイカーがやってきて、テン場はいっぱいになった。

ふと気がつくと、周りの声が関西弁だらけであることに気がつく。
いつの間にか関西弁文化圏に突入したんだな、と思う。

大学生サークル集団に囲まれてしまったのだが、こいつらがとんでもない連中で、夜21時過ぎまでお喋りしてるし、つい僕も大きな声を出して注意してしまった。


5日目 薬師峠キャンプ場→折立へ下山

04:30起床。

風もなく、雨も降らず、ダウンジャケット着るほど寒くもなく、快適に寝た。


そして、朝。

予報通り晴れた!
しかし、気持ちは上がらない。
晴れたものの、濡れたモノはまだ乾いていないし。
休みはあと一日あるのだが、もう下山する気まんまんだ
改めて、下山を決意。

DSC_0309
テントの中から朝ご飯。


DSC_0312
折立への下山ルート。

本当に久しぶりに晴れた気がする。
足は軽やかだ。


DSC_0313
折立。

バスに間に合った。
富山市内で温泉に入って、新幹線で帰宅。