例年よりかなり早い、突然の梅雨明けの報を耳にして、いても立ってもいられずに八ヶ岳へ。
朝早く家を出発し、新宿から特急あずさに乗り、茅野へ。
茅野からは、1,250円の乗車券を買って、アルピコバスで終点の北八ヶ岳ロープウェイの山麓駅へ。
北八ヶ岳ロープウェイの片道切符を買って、山頂駅へ。
この時点で、既に日は高く、11:50。
日焼け止めを顔にぬりぬり、ストックを装備していざスタート。
ロープウェイの周りは、クルマでやって来てロープウェイで登ってきた普段着姿の家族連れなんかも多い。
出発してすぐ、北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅を振り返る。
北八ヶ岳へと登る。
普段着姿の人達は徐々に少なくなってくる。
北横岳山頂。
ここで折り返して、南下する。
三ヶ岳の山頂で、ランチ休憩。
茅野駅前の駅ビルに入っていてこじゃれたパン屋で買ってきたパンを食べる。
ここで、買って開封したまま試験使用を全くせずに持ってきた、ソーラー発電パネルを初めて使ってみる。
モンベル
BioLite ソーラーパネル5
https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1824260
¥8,300(外税)
BioLiteという会社の製品を、モンベルがOEM供給を受けて(と言うよりも、代理店として)販売している。
バッテリ付きのモデルもあるが、モバイルバッテリは別途持ち歩く前提で、敢えて軽くてコンパクトなバッテリ非内蔵のものを選択した。
結論として、ほとんど使い物にならず。
写真のように、晴れているとは言え、そこそこの雲量がある時は、太陽に向かって垂直にパネルを向けたとしても、発電量が、スマホに対してギリギリ充電可能な分量に達するか達しないかのラインを行ったり来たりするレベルで、通電したりしなかったりを頻繁に繰り返すありさまで、スマホが鳴らすピコリン、ピコリン、という音がうるさいほど。
リュックの外側にくくりつけて、歩きながら充電できれば良いなと思っていのだが、これは無理だ。
雲がない、快晴のタイミングで、太陽に対して垂直に向けて、こまめに角度を調整する、という使い方ではない限り、充電は不可能だ。
そこそこの大きさがあることを考えると、山行に持っていくならば、充電可能かどうか不確定なこのソーラー発電パネルよりも、満充電状態のモバイルバッテリを必要な分量だけ持っていく方が遥かに確実だ。
まあしかし、災害用など別の用途に使えるので、無駄な買い物だったとは思わない。
三ヶ岳の山頂付近。
大きな岩を飛び乗りながら進む。
ツルッと滑って、左肘を擦ってしまった。
痛みが残るが、血が出ていないといいな。
→結局、アザで済んだ。
パンおいしかった。
縞枯山へ。
石の表面は苔むしている。
分岐の道標。
縞枯山の、木々の葉が生えている地帯から、葉が枯れている地帯へ。
湿り気を帯びたトレイル。
雨が多い時期はグチュグチュの湿地帯になるのだろうが、空梅雨だったので、歩くのに問題なし。
木道に入ると、すぐに麦草峠だ。
麦草峠。
白駒池の畔の、青苔荘のテン場へ。
17:10着。
コースタイムに対しては、けっこうゆっくりペースだったと思う。
それほど余裕もなかった。
2年ぶりの、テン泊フル装備の山行だったからだろう。
800円 テン場でのキャンプ
100円 トイレ。
更にこのテン場は、池の畔の湿地帯にあるのだが、木の板を平らに貼ったテントサイトも用意されている。これを使う場合は+600円。
この日は、地面はほぼ乾いていたので、使わずに問題なし。
日曜日とは言え、梅雨明け直後なので、そこそこ混むかとも思ったが、テン場は、僕も入れて3組だけだった。
アルファ米のわかめご飯。
尚、今回は、写真右上に写っている、ノースフェイスのトレランシューズで歩いた。
食後にアールグレイ。
ウイスキーを取り出して、
湖畔に座ってちびちび。
だんだん暗くなってくる。
右手奥に見えるのは、白駒荘。
以前泊まったこともあるけど、今年正月に火災に遭ったそうで、再建中だった。
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