2018年7月21日土曜日

2018/7/2 八ヶ岳縦走 2日目 白駒池→高見石→中山峠→天狗岳→夏沢峠→硫黄岳→横岳→地蔵の頭→行者小屋

その1より)

白駒池の畔の青苔荘のテン場にて。

5時起床。
この時点で気温15度。
全然寒くなかったし、夜露も全くと言っていいほど無し。

快適キャンプだった。


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アルファ米の松茸ご飯とポタージュスープ。

妻が袋に入れて持たせてくれたナッツがうまい。
これからの山行では必需品だな。


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お茶を点てて、白駒池を眺める。


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白駒荘が見える。


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パッキングして、7時には出発だ。

まずは、白駒池を一周する。

湿地帯なので、全周が木道になっている。


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白駒池は、様々な種類の苔の宝庫なのだそうだ。


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高見石へ。


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高見石から、稜線上へと出る。

基本的には、背の高い樹林帯だが、ぱっと見晴らしのいいところに出ると、北アルプスが見えた。

天気良し。
日差し強く、雲少なく、暑い。


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稜線上のトレイルを進む。


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天狗岳が見えてきた。


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八ヶ岳の稜線の東側、野辺山、川上方面。


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稜線上のトレイルは、歩きやすい。


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だんだん高度が上がり、植生が変わってくる。
ゴツゴツした岩も増えてくる。


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天狗岳。


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鎖場も登場してくる。

なだらかな北八ツから、ゴツゴツした南八ツへ。


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根石山荘。


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夏沢峠へ。

この時点で、11時。


当初プランニングの段階では、本沢温泉に降りようかとも思っていたのだが、天気よく、気持ち的にもっと進みたかったので、更に進むことにする。


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稜線上のトレイルが崩れて迂回路ができている。


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硫黄岳が近づいてくると、あれ?雲が増えてきた。
瓦状の石のトレイル。
石は浮いていて、足を置いてテンションを掛けるとシャリシャリと動いて、歩きにくい。


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時折、風でパーっとガスが流されて視界が開けるときもあるのだが、ガスってしまった。


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硫黄岳山頂へ。
12:10


午前中は晴れていたのに、すっかり天気が変わった。


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ここでランチ。

縦走中のお昼ご飯は、アルファ米のパックに1時間前に水を入れておいて、食べる。
妻が持たせてくれた、(賞味期限切れの)ちくわがうまい。


写真のズボンは、モンベル製。


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硫黄岳の半火口。
ガスが覆ったり晴れたり。


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硫黄岳から進む。
パーッとガスが流れた瞬間。


この辺の稜線は、いつも、西側から吹き上げてくる。


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横岳へと歩を進める。

鉄階段。


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岩の稜線トレイル。


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ガスってきて眺望が効かない。


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鎖場。

何度も通ったことがあるトレイルだが、慎重に進む。
テン泊装備なので重いし。


この辺りで、ゴロゴロと雷鳴が遠くで響き始めた。
稜線の東側の山々からだ。

こちらまでやってくるかどうかは分からないが、稜線上での雷は怖い。


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地蔵の頭へ。
14:25

すぐそこに見えるのは、赤岳展望荘。

さて、ここで、赤岳へ進むか、行者小屋へ降りるか?

時間的にはまだ進めるが、雷が強くなったら、赤岳展望荘か赤岳頂上小屋か、小屋泊をしなくてはならなくなるかも。
最終日の行程も短くなってしまうし。

ここは慎重に、地蔵尾根を行者小屋へと降りることにする。


結局、雷は去っていったのだけど。


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地蔵尾根を下る。

すぐ近くに行者小屋が見える。
このトレイルも以前降りたことがあるのだが、ちょっと記憶から抜け落ちていた。
うっかり脚を踏み外すとゴロゴロっと落石しそうなコースだ。


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行者小屋に15時到着。

この山小屋は、何度か通ったことはあるけど、小屋泊もテン泊も初めてだった。
1,000円 テント一張り


時間帯早く、テン場はまだまだ空いていたのだが、完全な平地はほとんどない。

この後、けっこう登山者がやってきて、テン場はけっこう埋まった。


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アルファ米のドライカレーを食べる。
ワインのハーフボトル 1,300円を買って空けた。


今回は、テン場用にクロックスを持っていったのだが、これはやはり便利だ。
クロックスはかさばるので、ぺたっと平らにして収納できるビーチサンダルの方がいいかな。


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雷雲は去り、晴れた。


ここの標高は2,350m。

縦走2晩目にして、ちょっと高山病の症状、頭が痛くなってきた。


その3へ)