そもそも、トレランレースは、3月のトランスランタオ以来、半年ぶり。
ここしばらくは、エントリしたレースが、ことごとく出られなかった。
山を走るの自体もランタオ以来という体たらくで、登り脚にはちょっと不安があった。
当日朝、現地入り
ニューサンピア埼玉越生という、公営の宿泊+日帰り温泉施設が会場となっている。空いている時間帯なら、関越を使っても1時間ちょいで行ける距離なので、当日朝、バイクで現地入りした。
初めて行った場所で、看板がまったく出ていない施設なので、ちょっと道に迷った。
晴天の下、スタート
首都圏内から日帰りで参加できるレースだけど、大会の規模は小さく、参加者数は300人くらい。
降水確率0%、晴れていて、それほど湿度は高くない、というかなり良い天候コンディションの下、7時半にスタート。
スタートしてすぐに、施設の裏のシングルトラックに入るので、そこだけ一瞬、渋滞したが、そもそもの参加者数が少ないこともあり、コース上での渋滞はこれ以外にはなかった。
選手がダンゴになって走るようなシーンもあまりなく、参加者のマナーは良い。
トレイル率は低いが、快適な里山の雰囲気
大きな山の中を走る訳ではなく、里山のダート林道や、ちょっとしたハイキングコースを繋いで走るコースとなっている。何度も里に下りてきて、幹線道路を横切ったりする。
公式発表による舗装率は40%とのことだ。
気持ちのいい里山で、小さな祠や石碑がそこかしこに建っている。
のんびりハイキングするのも楽しいだろう。
ハイカーの姿はあまり見かけなかったけど。
ひっそりとしたカフェがあったり、別荘地帯のようになっているエリアもあった。
標高差はあまりない。
スタート・フィニッシュ地点は、標高100mで、最高地点でも標高850mほどでしかない。
この地域、初めて行ったけど、こんなに気持ちいいコースがあるとは知らなかった。
埼玉県人だけど、県内でもまだまだ知らないことがたくさんあるな、ということを改めて実感した。
コントラストの大きな木漏れ日。
障害物を見落とさないように慎重に進む。
これは、第3エイドだったかな。
大野峠。
エイドは、5-10kmおきぐらいにある。
前半のエイドは、稲荷寿司などの腹にたまるものがあったのだが、後半のエイドはなくなっていた。
たしか第6エイド くぬぎむら体験交流館だったと思うけど、こんがり焼いたウインナーが出てきた。
「焼き立てですよ~」
という声に誘われ、つい口にしてしまうと、おいしくて手と口が止まらない。あっという間に、3個くらいペロッと食べてしまった。
おかげで、走りながらゲップとオナラが止まらず(笑)
全然山走ってなかったけど、意外と走れる
最終(第7)エイド 大楠前を出たところ。
半年ぶりのトレイルランなので、上りや下りでさっぱり走れないのではないかと不安だった。
まあ、しかし、それなりに走れる。
但し、下りの時は、視線が本来置くべき位置よりも手前に置き過ぎていて危険だな、と感じたので、意識して先を見るようにした。走っているうちに、いつの間にか感覚が戻ってきたようだ。
それなりに走れたとは言え、翌日の筋肉痛は酷かった。
3週間後の上州武尊山スカイビュートレイルに向けては、かなり不安がある。
フィニッシュ
8:48'くらい。
良いコースで、楽しいレースだった。
この会場である、ニューサンピア埼玉越生には温泉が沸いており、汗を流してバイクで帰宅。
この辺の山、これからも練習で通ってみようと思う。
秩父より近いし、このニューサンピア埼玉越生にクルマなりバイクなりをデポして走れば、温泉に入ってから帰れるし。