36.9km
10:01'58"
累積獲得標高:2,966m
ここ最近、よく通っているホームコース、秩父。
道の駅秩父に前泊して、武甲温泉にクルマをデポして周回するのが定番となっている。
今回も、深夜に移動して道の駅秩父に車中泊。
雨が降ったりやんだりという天気だった。
朝はちょっと寝坊して7時起き、8時トレーニング開始。
梅雨の合間で、かなり天気がよく、気温も上昇して、関東地方では熱中症で救急車も出動したようだ。
僕は、今回、2リッターのハイドレを背負っていったのだが、それでも水が足りなくて難儀した。
武甲山の頂の神社。
翌日には、スポーツエイドジャパンのレースが開催されるようで、道標があちこち整備されていた。
武甲山より。
伊豆ヶ岳。
犬連れでハイキングしている人たちがいた。
暑くて、水が足りない!
水が足りなくなりつつあったので、正丸峠の茶屋で500mlのペットボトルを2個買う。
1個200円なのでケチってしまったのだが、もっとたくさん買っておけばよかった。
朝コンビニで買ったおにぎりと共に、優雅なランチ。
虚空蔵峠、大野峠と来る頃には、水が足りなくてヘロヘロ。
頭もちょっと痛くなってきた。
ハイドレの水はまだわずかに残っていたが、多少は残しておかないとならないし。
だるさを感じて、足を止めてへたりこんでしまうほどだった。
これからの時期、このくらいの時間を走るなら、2リッターじゃ全然足りないな。このエリアは、他の水場は県民の森くらいしかないので、うまく管理しないと。
大野峠の近くのパラグライダー発射場。
気持ちよさそうだな。
帰ってきてから、「パラ小町」でぐぐって、ついついここを運営しているパラグライダースクールのwebサイトに見入ってしまった。ちょっとお試しでやってみたいかも。
県民の森の中の、丸山。
ここの展望台は何度も通り過ぎたことがあるけど、登ったことは一度もないw
県民の森の中の水道で水を補給して、一息ついた。
熊が出た!
県民の森から、金昌寺へ降りていくトレイル。
熊の目撃情報と注意喚起の看板。
こんなものは、日本中のあちこちの山で見かけるし、もはや感覚が麻痺してしまっている。
12月に目撃したとのことだけど、熊にとっては冬眠シーズンだし、鹿か何かと間違えたんじゃねーのwと思う。
この写真の先に進む。
背の高い木々が生い茂って薄暗く、左に向けて下っている緩斜面をトラバースするトレイル。
「ウホッ」という鳴き声とともに、黒い塊が斜面の上(進行方向の右手)から下に向けて、トレイルを横切りかけていた。
何かを考える前に、身体が自然に反応して、後ろを振り向いて走り出していた。
次の瞬間、これはやばい!と。
熊の対処法はいろいろ説があるが、背中を向けて逃げるのが最も下策とされている。
まさにそれをやってしまった。
再び振り向いて、動物がいた方向を見るが、既に姿は消えているようだった。
ここで、たぶん大丈夫だろうと胸をなで下ろし、大急ぎで引き返した。
上の写真は、再びこの位置に戻ってきてから撮影したもの。
熊ではなくてイノシシや野犬だった可能性もあるけど、鳴き声と姿形からして鹿ではないと思う。
こちらは、目立つ黄色のTシャツ、熊鈴をチャリンチャリン鳴らしながら走っていたのだが、先方が気づくのが遅れたようだ。
ここからは、別の舗装ルートで下山したが、さすがに里に降りてくるまでは生きた心地がしなかった。
熊鈴が効果ないのであれば、もはや対処の仕様がない。
武甲温泉で汗を流して、帰宅。