2018年4月23日月曜日

2018/4/22 チャレンジ富士五湖118k 75km関門で時間切れ

2012年2016年と挑戦して関門時間切れで完走できず、3度目の挑戦。
そして、今回もまた関門時間切れ。
しかも、前2回よりも手前の関門で切られてしまってがっかり。

-10km 1:05'10"
-15km 33'48"
-20km 37'13"
-25km 34'16"
-30km 34'49"
-35km 40'33"
-40km 47'27"
-45km 40'30"
-50km 34'35"
-55km 36'46"
-60km 46'26"
-65km 1:11'25"
-70km 36'04"
-75km 41'09"


前泊

夕方、バイクにて現地入り。
富士急ハイランドの近くの、新しくて居室が広いカプセルホテルに泊まった。
ここは、ファミレスもコンビニも併設されているので、便利。


天候コンディション

晴れて、気温もぐんぐん上昇し、maxで25度くらい。
このレースでは珍しいくらいの高温で、暑かった。
個人的にはこのくらい暑い方が好きなので、絶好の天候コンディションだったと言える。
それだけに、完走できなかったことは残念でならない。

前2回の2012年、2016年はともに冷たい雨が降った。


暗闇の中をスタート

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富士北麓公園を4時にスタート。

このレースも3度目だし、富士ヒルクライムの会場としても来たことがあるので、勝手知ったる場所だ。

ついうっかり前の方に並んでしまったが、ゆっくりとマイペースでスタート。
どんどん追い抜かれるが、集団に引きずられないように、ひたすらマイペースを維持するように励む。


4時だとまだ暗く、ヘッドランプをつけている選手もいるほどだ。
僕は、アイウェアのレンズはクリアではなくスモークとして、目にはかけずにキャップのツバの上にはめて走り始め、程よく明るくなってきてから目に装着した。


DSC_0040
山中湖の南岸。

桜がまだまだピークくらい。

日中はかなり暑くなったが、朝方のこの時間帯はまだ寒い。
グローブがないと手がかじかむ。


17km地点で、荷物を捨てることができる。
この時の荷物は、袋に入れて、レース後に受け取れる仕組みになっているのだが・・・僕はすっかり忘れていて、取って帰ってくるのを忘れてしまった!
送料着払いで送ってくれるらしいけど、送料分損したな。


DSC_0042
山中湖の北岸。

富士山が綺麗だなー。
この頃は、まだ写真をパチパチ撮る余裕がある。
やがて、その一瞬の余裕すらもなくなってくる。


DSC_0043
だらだらとした登り。
前夜はあまりよく眠れなかったこともあり、程よく気温が上がってきたこともあり、眠気がやってくる。
だるくて、つい歩いてしまったのだが、これが大失敗。


靴の中の足が痛くてたまらない

今回の靴は、
前半 アディゼロ Mana
後半(75kmデポ地から) アディゼロ CS
とした。

アディゼロManaは、一回軽く10kmほど走って慣らしをした、ほぼ新品。
新品だけど、慣らしは済んでいる。
そもそも、アディゼロはもう15年以上も履き続けてきたブランドで、この26.5cmは自分の足型にぴったり合っていて、靴ズレなんかできたこともない。


しかし、今回は、なんか足が痛い。
靴ヒモがキツすぎるのか?

足の中の骨の出っ張った場所が痛い。

何度か靴を履き直して、ヒモを緩める。
履き直してこちらの痛みがなくなれば、反対側のあちら側が痛みだしてくる、という感じ。


替えの靴を預けたのは75km地点エイドで、まだまだ先だ・・・この痛みをあと◯十kmも我慢せねばならないのか・・・とうんざりしてくる。

左足の小指にも豆ができてきた。
これは、靴下にシワができていることが原因だ。
何回靴下、靴を履き直してもなおらない。
やがて右足の小指も痛くなってくる。


うーん、これは明らかに靴が原因だ。
慣らしはたった10kmとはいえ、済んでいる。
本来の「アディゼロの26.5cm」は、本来であれば、僕の足にぴったりフィットしているはずだ。

新品を下ろすときに、外箱の表記は確認したが、中身が小さいサイズのものと入れ替わっていたのではないか?あるいは、製造工程における不良品だったのではないか?

嘆いてもしかたない。
とにかく、靴を交換できる75kmエイドまでこの痛みに耐えよう。


第2関門 37km地点を通過、今時点で、実はタイムギリギリだった

全然気にしていなかったのだが、実は制限時間の2分前だった!
まじかー。
まだ序盤なのに、そこまでギリギリだとは思わなかった。

ウルトラでは、関門ごとの制限時間が一つギリギリだと、だいたい次の関門をクリアするのはかなり厳し目、というくらいに時間設定されていたりする。

だらだら歩くのはやめにして、一定のペースを保つように心がけた。


第3関門 56km地点もギリギリ

2つ目の湖である河口湖を通り過ぎて、第3関門 足和田出張所へ。
この時点で、制限時間のわずか10分前くらい。

今回も完走は厳しいかなあ、と思い始める。

サイズがキツい靴による締め付ける痛みは、じわじわときてダメージが蓄積する。
耐えられなくなって靴と靴下を脱いで休憩してしまった。

一旦休憩することを自分に許してしまったら、何度も同じことをしてしまう。
もはや完走は無理だろう、とこの時点で、客観的に完走を諦めた。

しかし、自分からリタイアはしない。
たとえ完走できないと分かっていても、マーシャルに止められる地点までは、全力を尽くすのが僕の流儀だ。


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途中のエイド。

暑くてノドが乾く。
全てのエイドで水分、エネルギー補給をする。


第4関門 75km地点で時間切れDNF

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がっかり。無念。

制限時間を30分オーバーしているので、ちょっとペースを上げて急いだくらいではどうにもならない、完敗だ。

そこそこ練習して臨んだつもりだったのに。
しかも、前2回よりも手前の関門で切られてしまったので悔しくてならない。

来年のこの時期は仕事のスケジュール的におそらく参加は無理だが、2,3年後に再びチャレンジしたい。


新たなお尻対策がバッチリ

ロングのレースは、いつも肛門から会陰にかけてが擦れて痛くなり、リンパ液がダダ漏れになって辛かった。


DSC_0046
今回は、ワセリンを導入。

スタート時点と、56km地点デポ地でたっぷり肛門から会陰にかけて、手を差し込んで塗りたくった。

これが効果てきめん。
痛みはさっぱり無し。
レース後のお尻も快調。