そして、今回もまた関門時間切れ。
しかも、前2回よりも手前の関門で切られてしまってがっかり。
-10km 1:05'10"
-15km 33'48"
-20km 37'13"
-25km 34'16"
-30km 34'49"
-35km 40'33"
-40km 47'27"
-45km 40'30"
-50km 34'35"
-55km 36'46"
-60km 46'26"
-65km 1:11'25"
-70km 36'04"
-75km 41'09"
前泊
夕方、バイクにて現地入り。富士急ハイランドの近くの、新しくて居室が広いカプセルホテルに泊まった。
ここは、ファミレスもコンビニも併設されているので、便利。
天候コンディション
晴れて、気温もぐんぐん上昇し、maxで25度くらい。このレースでは珍しいくらいの高温で、暑かった。
個人的にはこのくらい暑い方が好きなので、絶好の天候コンディションだったと言える。
それだけに、完走できなかったことは残念でならない。
前2回の2012年、2016年はともに冷たい雨が降った。
暗闇の中をスタート
富士北麓公園を4時にスタート。
このレースも3度目だし、富士ヒルクライムの会場としても来たことがあるので、勝手知ったる場所だ。
ついうっかり前の方に並んでしまったが、ゆっくりとマイペースでスタート。
どんどん追い抜かれるが、集団に引きずられないように、ひたすらマイペースを維持するように励む。
4時だとまだ暗く、ヘッドランプをつけている選手もいるほどだ。
僕は、アイウェアのレンズはクリアではなくスモークとして、目にはかけずにキャップのツバの上にはめて走り始め、程よく明るくなってきてから目に装着した。
山中湖の南岸。
桜がまだまだピークくらい。
日中はかなり暑くなったが、朝方のこの時間帯はまだ寒い。
グローブがないと手がかじかむ。
17km地点で、荷物を捨てることができる。
この時の荷物は、袋に入れて、レース後に受け取れる仕組みになっているのだが・・・僕はすっかり忘れていて、取って帰ってくるのを忘れてしまった!
送料着払いで送ってくれるらしいけど、送料分損したな。
山中湖の北岸。
富士山が綺麗だなー。
この頃は、まだ写真をパチパチ撮る余裕がある。
やがて、その一瞬の余裕すらもなくなってくる。
だらだらとした登り。
前夜はあまりよく眠れなかったこともあり、程よく気温が上がってきたこともあり、眠気がやってくる。
だるくて、つい歩いてしまったのだが、これが大失敗。
靴の中の足が痛くてたまらない
今回の靴は、前半 アディゼロ Mana
後半(75kmデポ地から) アディゼロ CS
とした。
アディゼロManaは、一回軽く10kmほど走って慣らしをした、ほぼ新品。
新品だけど、慣らしは済んでいる。
そもそも、アディゼロはもう15年以上も履き続けてきたブランドで、この26.5cmは自分の足型にぴったり合っていて、靴ズレなんかできたこともない。
しかし、今回は、なんか足が痛い。
靴ヒモがキツすぎるのか?
足の中の骨の出っ張った場所が痛い。
履き直してこちらの痛みがなくなれば、反対側のあちら側が痛みだしてくる、という感じ。
替えの靴を預けたのは75km地点エイドで、まだまだ先だ・・・この痛みをあと◯十kmも我慢せねばならないのか・・・とうんざりしてくる。
左足の小指にも豆ができてきた。
これは、靴下にシワができていることが原因だ。
何回靴下、靴を履き直してもなおらない。
やがて右足の小指も痛くなってくる。
うーん、これは明らかに靴が原因だ。
慣らしはたった10kmとはいえ、済んでいる。
本来の「アディゼロの26.5cm」は、本来であれば、僕の足にぴったりフィットしているはずだ。
新品を下ろすときに、外箱の表記は確認したが、中身が小さいサイズのものと入れ替わっていたのではないか?あるいは、製造工程における不良品だったのではないか?
嘆いてもしかたない。
とにかく、靴を交換できる75kmエイドまでこの痛みに耐えよう。
第2関門 37km地点を通過、今時点で、実はタイムギリギリだった
全然気にしていなかったのだが、実は制限時間の2分前だった!まじかー。
まだ序盤なのに、そこまでギリギリだとは思わなかった。
ウルトラでは、関門ごとの制限時間が一つギリギリだと、だいたい次の関門をクリアするのはかなり厳し目、というくらいに時間設定されていたりする。
だらだら歩くのはやめにして、一定のペースを保つように心がけた。
第3関門 56km地点もギリギリ
2つ目の湖である河口湖を通り過ぎて、第3関門 足和田出張所へ。この時点で、制限時間のわずか10分前くらい。
今回も完走は厳しいかなあ、と思い始める。
サイズがキツい靴による締め付ける痛みは、じわじわときてダメージが蓄積する。
耐えられなくなって靴と靴下を脱いで休憩してしまった。
一旦休憩することを自分に許してしまったら、何度も同じことをしてしまう。
もはや完走は無理だろう、とこの時点で、客観的に完走を諦めた。
しかし、自分からリタイアはしない。
たとえ完走できないと分かっていても、マーシャルに止められる地点までは、全力を尽くすのが僕の流儀だ。
途中のエイド。
暑くてノドが乾く。
全てのエイドで水分、エネルギー補給をする。
第4関門 75km地点で時間切れDNF
がっかり。無念。
制限時間を30分オーバーしているので、ちょっとペースを上げて急いだくらいではどうにもならない、完敗だ。
そこそこ練習して臨んだつもりだったのに。
しかも、前2回よりも手前の関門で切られてしまったので悔しくてならない。
来年のこの時期は仕事のスケジュール的におそらく参加は無理だが、2,3年後に再びチャレンジしたい。
新たなお尻対策がバッチリ
ロングのレースは、いつも肛門から会陰にかけてが擦れて痛くなり、リンパ液がダダ漏れになって辛かった。今回は、ワセリンを導入。
スタート時点と、56km地点デポ地でたっぷり肛門から会陰にかけて、手を差し込んで塗りたくった。
これが効果てきめん。
痛みはさっぱり無し。
レース後のお尻も快調。