2021年5月11日火曜日

2019/4/21 チャレンジ富士五湖 118km DNF

4回目の挑戦だったが、またも関門時間切れ。

93.1km地点でDNFだった。


2019年の前半いっぱいくらいかけて臨む大きな仕事上のイベントがあり、そのほとんど直前だったのだが、無理をしてスケジュール調整して、参加した。

しかしながら、当然のごとく、練習量はまったく確保できておらず。

右足底アーチ外側をオーバーユースで故障して、直近2週間くらいほとんどラン練習が出来ていなかった。故障の上に、圧倒的な練習不足では、気合いでどうにかできるものではない。走り始める前から、あまり自信がなかった。




前夜は夜遅くに富士吉田の道の駅に到着して、車中泊。



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会場の富士北麓公園。

第2ウェーブで、04:15スタート。



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足を守るために、ベアフットランでスタート。

そろそろ日の出。

天気よし。



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山中湖の南岸にて。



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山中湖の北岸より。



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38.6km地点の富士総合運動公園エイド。



40kmくらいまではベアフットで順調に進んだが、この辺りで、ロングの時にいつも痛みが出てくる、左足底アーチ外側~外側くるぶし直下がおかしくなり出してきた。歩いてしまうほど。


何とか足を進めるが、この時点で、心の中に諦めの気持ちが湧いてくる。これがダメなんだよな。でも、どうしょもない。自分でもコントロール出来ない。


痛みは、やがて引いてくる。

歩くことなく、ゆっくりとだが淡々と走り続ける。



どんなにしんどくても歩かなくなったのは、我ながらすごい、というか進化したと思う。


走る力には、ベースとなる底力の部分と、その上のレイヤに付け焼き刃的なアッパーの力の部分がある。ここしばらくの故障、トレーニング不足によって、アッパーの力の部分はかなり弱くなってしまっているが、長年に渡る継続的なトレーニングのおかげで、ベースの部分が強化されているのではないかと思う。これは嬉しい。



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エイド食のうどん。



本栖湖に入るところで、なんと、Hラダさんとすれ違う!

前日に同じく118に出ることは聞いていたが、かなり速い方だけに、まさかレース中に会うことはないだろうと思っていただけに、嬉しい!

しかし、ちょっと辛そうな表情。あとでFBを読んだところによると、肋骨が折れて完治したばかりだということだ。




75km本栖湖エイドに無事、ちょっとぎりぎりで入ることが出来た。

前年はここをクリアできなかったんだよね。

このトレーニング不足の状況で、ここまで来れたのは良かったな、と自己満足してしまったので、コレはもうだめだ。



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本栖湖のほとりにて。さくらの花。



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本栖湖周回の寂しいコースは、ほぼ歩いてしまった。

それでも、トイレで大便をしたら足が回復し、既に関門にひっかかることは確定だったものの、行けるところまで走った。

精進湖民宿村のエイドなどは、何年か前と同じように既に撤収されてしまっていたが、どうにか93.1kmエイドまでたどり着いた。まあ、やれるだけのことはやった。最後はしっかり走った。前後ほとんど誰もいない一人旅だったけど、俺はよくやった、と思える走りができたと思う。



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収容車に回収されて、会場まで移動するところ。