13:46’55”
http://michikusa-ultra.com/event/minamiizu.html
みちくさシリーズ、伊豆半島の先端のロードのウルトラマラソン。
コロナ禍が落ち着いた時期、かつ規模の小さい大会なので、無事に開催された。
久しぶりのレース、しかもウルトラなので、完走できるかどうかちょっと不安はあった。
前泊宿にて3時前に起床。出かけるところ。
5時スタートで、制限時間は14時間だった。
スタート会場で、新卒時代の同僚のS井と久しぶりに会った。
彼は僕より遥かに速く、この後会うことはなかったが、同じレースに仲間が頑張って走っている!というのは、とても気持ちの励みになる。
暗闇の中をスタート。
マスクをして走り出したが、その後、マスクを装着することはなかった。エイドでの食べ物類はラップで個別に包んであり、エイドに進入する時点で手のアルコール消毒を受ける。中途半端な対応ではあるが、何もやらないよりはましだ。
エイドの運営は、このコロナ禍の下で大変だったと思う。感謝だ。
日没前、集団コースロスト。
幹線道路を、右折する地点の案内表示が分かりづらく、そのまままっすぐ進んでしまったようだ。
間違えた地点からかなり先まで走ってしまった。
運営のマイクロバスでロスト地点まで迎えに来てくれて、間違えた地点からだいぶ先の第一エイドまで送ってくれる(しかも、この間、走っている選手を追い越す)というナゾの救済措置を受けた。タイムの調整は無し。
ゆるい大会である。
アップダウンは事前の想像通りに激しく、かなり辛かった。
しかし、斜度キツめの上り以外は延々と走り続けた。
左足首、足の裏が痛くなって、だるくはなったが、走るのをやめて歩き出すほどではなかった。
これは、一週間前の週末の追い込みが功を奏したのだろうと思う。
日が昇ってくる。
天気良く、暖かく、風はなく、絶好のマラソン日和だった。
海沿いの遊歩道。
トレイルもあったりして楽しめるコースだった。
弓ヶ浜。
何より、南伊豆の海が素晴らしい。
あの海を日の出から日没まで丸一日堪能できるのは素晴らしい。
この地域、僕は何度も来ているけど、本当に好きだ。
波勝崎では、猿の襲撃を受けるw
人に慣れていて恐れないし、近付いて威嚇してくる。
日が暮れてくる。
電線の上を猿が歩いている。
そして、日没。
ちょっときついタイム。
この時点では、序盤の集団コースロストの救済措置がどういう扱いになるのかもよく分かっていなかったし(結局、制限時間の延長などはなかったようだ。ゆるい運営だな、よくも悪くも)、上りもひたすら走る。きついけど、走る。
フィニッシュ。
既に真っ暗。
ネット13:46'55"
制限時間は14時間だったので、ぎりぎりだった。いやしかし、走っている最中は、これは行ける!という感触しかなかったけど、日没後はけっこうきついかも・・・とちょっとヒヤッとした。本当に完走できてよかった。
2019年は、前半に大きな仕事の山場があり、ストレスによる不摂生でぷより、秋田駒での足のケガに苦しめられ、出たウルトラは、ロードもトレイルもことごとく時間切れDNFだった。南房総ウルトラ、チャレンジ富士五湖、上州武尊山トレイルと、全て無念の関門時間切れだった。
今回のレースも、かなり厳しい闘いになるだろうと思い、走り始める前は100%の自信はなかった。しかし、それでも完走することが出来て、本当に良かった。これからに向けての自信になった。
いやはや疲れた。
筋肉痛というのはないけど、左足首、足底が疲れたな。
左足小指に豆ができて大きく膨らんでいた。これは、翌朝にはいつのまにか潰れていたけど(布団の中で潰れてしまったのかな?)